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展覧会の初日を迎えられてほっとしています。
同時開催の一つ「退職教員記念展」(略称)の出品作品は、柳千代子教授(短期大学部美術コース)の油画平面作品です。
出品点数は14点。
1970年代の作品から近作にいたるまで、柳先生の選定による作品展示となりました。
また、パレットや筆立て、絵具、スケッチなどを併せて展示しました。
制作のエッセンスが垣間見られるような資料となりました。
個人的にはパレットが気に入っています。
まるでオブジェのようなのですが、ここでお見せできないのが残念です。
なので、ぜひぜひ見にいらしてください。
そして、今日はチューブくんを作った山内隆先生の個展の初日でもあります。
山内先生の個人研究室にある作品等々をどどっと展示したとのこと。
私も山内先生の個人研究室にお邪魔したことがありますが、
とても興味深い空間でした。
きっとこの展覧会もおもしろいんだろうなぁと思います。
「拝啓・個人研究室より dear from an individual laboratory」
2008年1月11日(金)~1月23日(水)
木曜休廊
am.11:00-pm.19:00
ギャラリー・アニータ
〒228-0024 神奈川県座間市入谷4-1869-5
Tel:046-254-4833
詳細は直接ギャラリーにお問合せください。
それではまた。
ごきげんよう。
(澤井 智実)
来年1月11日から2つの展覧会を同時開催します。そのために、今、それぞれに準備をすすめています。今日は、そのうちのひとつをご紹介します。
「JOSHIBI-GEORGIAN An Exchange Exhibition of Works on Paper 女子美術大学・ジョージアン大学国際交流展」は、タイトルどおり、女子美の版画(大学院、学部、短大)の先生、学生、卒業生と、カナダ・ジョージアン大学のデザイン視覚芸術学部美術学科の先生、学生、卒業生の作品を展示します。両校の「競演」をご覧いただけます。
今回、ポスター・DMのデザインはJAMスタッフの桜井さんが担当しました。(土曜にブログを書いている方です)
ポスター・DMに使用した作品画像は、Ted Fullerton氏(ジョージアン大学教授)のものです。
かっこいいですよね、いかがですか? 展示室内のキャプションやバナーも桜井さんがデザインします。お楽しみに。
展覧会のくわしい情報は、女子美公式HPをご覧ください。
(山田直子)
空が青いです。![]()
通勤の途中、電車の中から富士山が見えます。
富士山がくっきり見えると、冬がきたなぁと思います。
今日は雲の中に隠れていました。残念。
富士山頂では雪が降っているのでしょうか。![]()
お久しぶりですね。
澤井です。
現在開催中の展覧会出品作品に、
柳悦孝作「とけ糸ストール」「とけ糸ショール」「とけ糸マフラー」があります。
いろいろな色がありますが、どれもこれもすてきです。![]()
お気に入りの作品の一つです。
そして、同じく柳悦孝作品に「蝶々」「てっせん」「椿」をモチーフにした絣着物があります。
とってもかわいらしくて、ずっと眺めていたい、身につけていたいと思っちゃいます。![]()
これぞ「用の美」なのかしら。
「柳悦孝のしごと-民藝運動と女子美工芸草創期-」展は10日まで開催中。
来週の月曜日までです。
ぜひぜひご覧いただきたいです。
お待ちしておりますよ。
*とけ糸…高温になると熔けるビニロンの特性を生かした糸。
軽く柔らかい風合いは、ショールやマフラー等に最適。
それではまた。
ごきげんよう。
(澤井 智実)
1975年(昭和50年)に制作された柳悦孝の作品です。
悦孝は、1952年(昭和27年)より倉敷レーヨン株式会社嘱託として
国産の合成繊維であるビニロンの商品開発に取り組んでいました。
ビニロンは強度、耐光性にすぐれた素材であり、
カーテンには、この特性が十分に生かされています。
もしかしたら「強度」「耐光性」という言葉から
分厚く重たい感じのカーテンを想像する人がいるでしょうか?
でも、このカーテン地は「模紗織(もさおり)」という
レース状の隙間ができる織り方によって
清涼感のある仕上がりになっています。
今回の展覧会では、そんな素材感を生かすために
展示方法・ライティングも工夫しています。
おかげさまで
「壁にうつし出される光と影がキレイ」
「波打つ感じが見ていて心地いい」
と好評をいただいています
ぜひご覧下さい!
(梅田 亜由美)
てやんでぃ、お久しぶりの勝沼でぃ。
今日は急に寒くなって秋から冬になってきやしたね。
さて、「柳悦孝のしごと」展では
大阪万博の時に日本民藝館のコンパニオンが着用していた制服が展示されていやす。
これは当時のものではなく、女子美のファッション造形学科の佐久間先生が写真をもとに再現したものです。
特別企画として同じ制服を女子美生が着て学内で展覧会の宣伝をしてもらっていやす◎ありがたや〜
もしも会えたらラッキー☆そのままJAMに行きましょう!
写真は頑張って宣伝している様子でやんす。
たくさんの人で見えにくいのですが矢印の方がそうです。着用しているのは冬服です。
では変なテンションのまま、おさらばしやす〜
(勝沼 早苗)
展示室に入って、真正面の一番目立つところに展示されているのが「柳絣着物」。
我が女子美術大学美術館が所蔵する自慢の逸品です![]()
柳悦孝は1977年(昭和52年)頃から
何通りもの「柳紋(やなぎもん)」の着物を
織っていますが
中でも、1982年に制作された「柳絣着物」は
代表作といわれています。
肩の位置で工夫を凝らして織ることによって
前から見ても、後ろから見ても
「柳」がしだれて見えるように
制作されているんですよ。
ぜひ注目してみてください。
「柳絣着物」について、悦孝はこのように書き残しています。
柳紋絣、着物、紺地
絹、紬地の極く(ごとく)平易な作りだが、
単純な経絣(たてがすり)の糸を少しづつ引いてずらすだけで生じる
この模様には、不思議な魅力を感じ、いろいろ試みる、
藍染の色調も救いである。
手作りの絹糸の恵み、染色に、組織に、柄に、
手織りの仕事から授かる恵みに感謝する。
<仮名遣い原文ママ、カッコ内はよみがなを挿入>
悦孝の「織」や「仕事」への想いが見える気がしますね。
この悦孝のメモも、「柳紋」の図案とともに
「柳絣着物」のすぐ脇のケースの中に展示されていますので、
どうぞお見逃しなく!
(梅田 亜由美)
9月から、毎週木曜日に「博物館実習」の講義を担当しています。
講義…といっても、「実習」の授業なので
これまで私が先生らしく講義したことはほとんどないのですが。
先週の授業はちょうど
「柳悦孝のしごと-民藝運動と女子美工芸草創期-」のオープン前日
にあたっていたので
学生たちにキャンパス内にポスターとちらしを掲示してもらいました。
広報物の掲示なんて、授業じゃなくて雑用じゃないか!
と思った方。
いえいえ。これも、美術館活動を理解するうえで
とっても大切なことのひとつなのです。
美術館の広報予算といえど、たっぷりあるわけではありません。
できるだけ多くの人に美術館に足を運んでもらうために
限られた枚数のポスターやちらしを
どこにどのように掲示すれば一番効果的なのか。
それを考えながら、掲示することは
美術館広報の「対費用効果」を考えることにつながってきます。
グループごとに考えて貼ってもらいましたが
中にはこんな風に貼ってくれた班もありました↓
女子美生のみなさん、
キャンパス内のどこにあるか
分かりますか?
(梅田 亜由美)
展覧会準備でいっぱいいっぱいだった梅田です![]()
一昨日、展覧会がオープンし、
昨日、無事に悦州先生のギャラリートークが終わり、
ちょっと一段落したので、ひさしぶりのブログ更新です![]()
あいにくの悪天候
にもかかわらず
昨日の悦州先生のギャラリートークは盛況に終わりました。
参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました!
悦州先生は、柳悦孝の作品を中心に
「くりかえす」という視点から
織の技術、デザインについて解説してくださいました。
全く同じものを作り出すために「くりかえす」のではなく
くりかえす過程で、新しいものが生み出されていく。
新しいものを生み出していくために、ひたすらくりかえす。
「くりかえし」であって「くりかえし」であってはならない。
まさに手を動かして、ものを作り出していくからこその「くりかえすしごと」。
そんな「柳悦孝のしごと」は、一見の価値ありです。
特に制作に迷っている方は、ぜひ。
何かを見つけることができるかもしれません![]()
(梅田 亜由美)
柳悦孝のしごと -民藝運動と女子美工芸草創期-展覧会の準備中です。柳先生が考案した機織機が4台展示されます。初代から現在学生が使用しているものを比べると、大きさからも時代を感じます。11月9日金曜日がオープンです楽しみにしてください。(内藤幸江)
造形さがみ風っ子展は昨日で最終日を迎えました。今日は朝から先生方による片付け作業が行われています。生徒さんたちの作品を一つ一つ丁寧に梱包して各学校に帰えっていかれます。子供たちの生き生きとした元気いっぱいの作品がいなくなってしまうと寂しいです。(内藤幸江)
「造形さがみ風っ子展」を今日から10月29日(月)までの5日間開催します。
JAMの会場は相模原市内の小中学の作品でにぎわっています。ここは美術館ですが今は水族館?
今日はGLASS展の最終日でした。
あっという間に終了してしまい、
いつも思うことですが、さみしい気持ちです。
閉館時間の17時を過ぎ、早速撤去作業を開始しました。
出品していた女子美生がたくさんお手伝いに来てくれています。
今日は学外の方と打合せをする機会があり、
興味深くお話を伺えました。
気持ちが引き締まりました。
それではまた。
ごきげんよう。
(澤井 智実)
「GlassSession2007-ガラス表現の模索と試行-」がスタートして3週間がたちました。ここまで1,400人以上のお客様にご来館いただいています。ありがとうございます。
今回の作品は、実用的な器などは少なく、オブジェ作品がほとんどです。その中で、身体、あるいは身体の一部を表す作品がいくつかみられます。冷たく、硬いイメージがあるガラス素材でつくられる人間の形や皮膚は、もろさや危うさを感じさせ、意外なおもしろさがあります。
パトリシア・バグニエビスキーさんの作品(写真左上)では膨張するひとがたが、槍につきさされ、鎖でつるされており、現代社会における人間を表現しています。倉持雅美さんの作品(写真右上)は、赤のハイヒールをはいた女性の足、天に伸びる手を設置し、現代に生きる女性を表しています。 古谷咲子さんの作品(写真左下)は、「出発の日」と題し、青く半透明の人体の内部に白い雲、飛行機が浮かぶような形でつくられています。近藤まどかさんの作品(写真右下)は、芝の上にガラスの指があり、異質な感じがします。
今回は、学生たちの模索の中でつくられた実験的な作品の数々を見ることができ、おもしろい、と感想をいただいています。展示室でぜひお気に入りの作品を見つけてください。
こんにちは。
山田さんと勝沼さんがせっせと活動しています。
昨日は図書館のJAMコーナーに、
展覧会に関する書籍を準備していました。
そして、「展示の様子がわかるようなパネルも掲示してきましたよ。」
と山田さん。
女子美生の皆様、ぜひご来館くださいね。
それではまた。
ごきげんよう。
(澤井智実)
いよいよ「Glass Session 2007 学生作品 ガラス表現の模索と試行」展覧会開催が明日となりました。展示準備は99.9%OKです。後は入口をきれいにお掃除して皆さまをお迎えしたいと思います。ぜひ観に来てくださいね。(内藤幸江)
残暑お見舞い申し上げます。今日も暑い一日です。
JAMでは次回の展覧会のGlass Session 2007の準備に追われています。各大学夏休み中とは承知の上ですが、出品作品についての最終確認の作業で連絡を取るのに一苦労です。でも前向きに考えると、学生の方々へは、携帯電話やメールですぐに確認でき、助かります。
ガラスの作品を制作している方々は、猛暑にプラスして炉からの高熱を受けながらの追い込み作業でますます熱気を帯びているかと思うと、私たちスタッフも暑いなどと言ってられません。頑張ります。(内藤幸江)
次回の展覧会をご案内させていただきます。
9月12日(水)~10月19日(金)まで、「GlassSession2007―ガラス表現の模索と試行―」展を開催します。この展覧会では、ガラス工芸の学科・コースをもつ国内の大学院・大学・短期大学・専門学校に学ぶ学生作品を紹介します。全14校 約100点のガラス作品を展示します。
また、作品とともに各学校の特長がわかるパネル展示を行います。ガラス工芸を学びたいと考えている中学生・高校生をはじめ、ガラス技術を習得したいと考えている方など、たくさんの方々にガラス工芸の教育現場で生まれた多彩な作品の数々を楽しんでいただきたいと思います。
(山田直子)
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展覧会名:Glass Session 2007 ―ガラス表現の模索と試行―
開催場所:女子美アートミュージアム(通称JAM)
相模原市麻溝台1900 女子美術大学10号館1階
会 期:2007年9月12日(水)~10月19日(金)
休 館 日:火曜日
開催時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
入 館 料:無料
交 通:小田急線相模大野駅北口・3番バス乗り場から神奈川中央交通バス
「女子美術大学」行きにて終点下車(所要時間約20分)
参 加 校:
愛知教育大学/秋田公立美術工芸短期大学/大阪芸術大学/近畿大学/多摩美術大学/東京ガラス工芸研究所/東京藝術大学/東京国際ガラス学院/富山ガラス造形研究所/名古屋芸術大学/日本装飾美術学校/武蔵野美術大学/明星大学/女子美術大学
プレスリリース(PDF)→glass.pdfをダウンロード
薄桃色なんです。
背景が。
すごい!!
このファンシーな世界。
唯一さんには周辺がピンクに見えたのでしょうか?
この「本地の花笠踊」(広島県)は、無形民俗文化財に指定されています。
詳しくはHPをご覧いただくとして、この踊り手の皆様は男性だそうです。
そして女装には歴史的な背景があるらしいですよ。
それではまた。
ごきげんよう。
(澤井智実)
てやんでぃ、またまた勝沼でぃ。
さて昨日予告した林唯一展の私が好きな一枚のご紹介でやんす。
目録ナンバーNO.58「阿波おどり(徳島芸妓)Ⅱ」が一番のお気に入りです◎
なんと言ってもこの後ろ姿が色っぽい!!
そのうなじの白さが眩しいです!
というのが理由です。
この作品は入り口のところにも使用されて、会場は華やかです。
このデザインも林規章先生です!
Gold Pencil賞、本当におめでとうございます!!!
先生の作品はとっても好きでこれからの作品が楽しみでやんす◎
ではこの辺でおさらばしやす。
(勝沼 早苗)
て、てやんでぃ、日曜日の勝沼でぃ。
本日は台風のため、美術館は閉館で誠に申し訳ございませんでした。
スタッフとして初めての体験で、改めて天災の怖さを肌で感じました。
私は江戸から相模の国に通っているため、本日お休みを頂きまして
家でこのブログを書いています。
林唯一展の中の私が好きな一枚を紹介しようと思っていたのですが
画像がないので月曜日に追記しやす。
明日のオープンキャンパンスは晴天であることを願います!!
皆様、ぜひ美術館にも来て下さいね☆
ではまた明日お会いしましょう◎
(勝沼 早苗)
台風4号の接近にともない、
暴風雨の発生や交通機関の乱れが予想されるため、
明日、7月15日(日)は臨時休館いたします。
なお、16日(月・祝)は通常通り開館いたします。
何卒ご了承いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
夏といえば、祭り、花火、そして、盆踊りですね!
今日は盆踊りの話です。
現在行われている「祭りの装束・林 唯一の眼」には各地の盆踊りの絵が出品されています。
秋田県西馬音町の盆踊り(写真上、出品作品部分)は、黒いずきんを頭からすっぽりかぶっています。林唯一がこれを描いたのが昭和25年(1950)ですから、いまから半世紀前には、こうやって踊っていたのでしょうね。
頭巾を頭からすっぽりとかぶるのは、死者の姿にならったといわれます。
お盆に祖先の霊が来訪するという考えがあり、盆踊りは、その霊を歓待するという意味をもっているようです。
死者の姿をまねた扮装をするのは、祖先の霊と人々が一緒に踊るという考えが背景にあります。たいてい長い輪をつくって踊り、ところによっては毎晩夜を徹して踊ります。徹夜で踊るのは、岐阜県の郡上踊りが有名ですね(写真下、出品作品部分)。
先祖の霊が来訪している間はできるだけ歓待し、踊りの楽しいうずの中に巻き込んで、時がきたら、そのまま送り帰してしまおうという考えがあるそうです。
今月23日(月)をもって「祭りの装束・林 唯一」展は終了しますが、その前に林 唯一の絵で各地の盆踊り見物をしてください。
(山田直子)
梅雨入りしたにもかかわらず、晴天が続きますね。
さて、今日は、獅子舞の話です。
獅子舞は、つくりものの獅子頭を頭にかぶって舞う芸能です。その形態は主に2つあります。
1つめは、一人が獅子がもち、もう1人が尻尾の役をつとめる「二人立ち」です。ポスターに使われている岐阜県の数河獅子がこの形式です。ポスターをみると、下から足が3本出ていますね。装束を左右に高く持ち上げています。どんな体勢になっているのか、裏からみてみたいですね。
2つめは、1人で舞う「一人立ち」です。こちらも今回の展覧会でみることができます。作品は、現在の埼玉県飯能市・星宮神社で行われる獅子舞です。両方の獅子舞も9月に行われるそうです。
そして、もうひとつ「獅子」とつくのが、新潟県月潟の角兵衛獅子です。これは、獅子頭を頭からかぶるのではなく、頭にのせています。12、13歳の子供たちが鞨鼓をうちながらえびぞりになったり、逆立ちになったりして舞うもので、江戸時代には、全国各地を転々と渡り歩き、正月の寺社の境内で披露したり、家々を門付けしてまわったといいます。
3つの獅子、展示室でぜひ探してみてください。
(山田直子)
先日「女子美生に大人気」と内藤さんが紹介した今回の展覧会ポスター。
2種類とも、デザイン学科の林規章先生がデザインを手がけています。
獅子や田植踊の絵がらについ目がいってしまうのですが
ちょっと注目していただきたいのが、「祭りの装束」の文字。
←実はこれ
林先生が書いた文字なのです!
それも、わざわざ
利き手ではない方の手をつかって
まずは万年筆で書き、
その後、アクリル絵具で着彩したという
手の込んだ文字。
素朴であたたかみのある文字は
今回の展覧会のイメージそのもの。
青やピンクの色使いも
祭りのにきわいを思わせ、
私はすごく気に入っています。
ちなみに「ただいちせんべい」も
この文字の色の紙ひもを使ってラッピングしています。(櫻井さんの発案)
気がつきましたか?
JAMでは、これまでにも
林先生にポスターをデザインしてもらっていますが
どれもステキなデザインばかりなので
まとめてお披露目する計画を現在、進行中です。お楽しみに!
(梅田 亜由美)
*昨年、林先生がデザインしたポスターの一部はこちらから、ご覧になれます。
昨日に引き続き…ポスターの話です。
2種類のポスターのうち、田植踊の方は、大きく出力し、人のあつまる食堂の入口へ設置しています。
学生さん、見ていただいているでしょうか。
以前、チラ見せしたのは、この田植踊のお足でした。
「祭りの装束・林 唯一」展には、ほかに宮城県、福島県などの田植踊を展示しています。
田植踊りは、東北地方に多く、田の神をまつり、豊穣を祈るため、踊られるものです。
1月15日(小正月)頃に行われることが多いそ うです。
山形県達磨寺の田植踊りは、「でで衆」とよばれる男性たちが、早乙女衆をリードして踊ります。
早乙女衆といいますが、実は、男性が女装をして踊るそうです。(主に長男)
絵をよ~くみると、男性であることがわかりますよ。
今回の展示には、この他にも女装があります。
踊りと女装には深い関係がありそうです。
次回の女装ネタをお楽しみに。(山田直子)
こんにちは。
さて、昨日の梅田さんに引き続き、お祭りのご紹介です。
「千葉県安房郡千倉町白間津 ささら踊」
千葉県安房郡千倉町白間津の日枝神社の大祭は、4年に一度、7月に海辺で盛大に展開されます。
この白間津踊りのひとつにささら踊(ささら組)があり、花笠をかぶり、浴衣姿の少女たちが踊ります。
この先頭に中立<なかだち>とよばれる2人の少年が頭に赤く染めた麻の赤熊<しゃぐま>をかぶり、腹に鞨鼓<かっこ>をつけ、一人は背に太陽を象徴する飾りをつけた日天<にってん>に、もう一人は月を象徴する飾りをつけた月天<がってん>になって立ちます。
昭和46年(1971)に重要無形民俗文化財に指定されました。
(本田安次・渡辺伸夫編『祭りと芸能の旅1 北海道・東北』ぎょうせい、1978)
なんと、今年は4年に一度のささら踊が開催される年なんだそうです。
嬉しいですね。
今回の展覧会では「千葉県安房郡千倉町白間津 ささら踊」を描いた作品を2点展示してあります。
唯一の作品を鑑賞し、それから、お祭りにも行ってみる。
いかがでしょうか?
それではまた来週。
ごきげんよう。
(澤井 智実)
今回の展覧会「祭りの装束・林唯一の眼」で伝えたいこと。
林唯一という画家、その作品の魅力はもちろんですが、
実は、スタッフからのこんな気持ちも伝えたいことのひとつです。
「それぞれの地域に伝わる、形のない文化に目を向け、
それらを継承することの意味について考えるきっかけとなってほしい」
展覧会では「装束」という形あるものに焦点を当てていますが
舞踊や歌謡など、祭りには文字や絵などで記録することのできない
形を持たない文化もたくさんあります。
そうしたことにも思いをはせて、作品を鑑賞してもらえれば…
という願いを込めて
今日は、これから6月に開催される神奈川のお祭りをいくつかご紹介します。
(以下、参考HP:神奈川県観光協会「観光かながわNOW」)
6月8~10日 洲崎大神のちょうちん祭り(横浜市)
重さ約2t、高さ約5mもの巨大な神輿にいくつもの提灯が灯され
町を練り歩くそうです。
神輿はなんとトラクターに引かれるのだとか!
6月9日 為朝神社の虎おどり(横須賀市・県指定無形文化財)
2人が1頭の虎に入り、たけり狂いながら頭を振り
「唐子踊り」「虎返し」などの曲芸が奉納されます。
迫力がありそうですねぇ。
6月16日 汐神楽祭(三浦郡葉山町・森戸神社)
海神の怒りを鎮め、漁師の安全と大漁を祈るため
湯立神楽「汐神楽」が奉納されます。
森戸神社の公式HPを見せていただきましたが
海からすぐ近くのようで、神社からの景色もすてきです!
6月30日 大祓
(鎌倉市・鶴岡八幡宮、茅ヶ崎市・寒川神社、藤沢市・江島神社など)
大祓とは、日常の罪や穢れ、災厄を祓い清める神事で
毎年6月と12月の晦日(末日)に神社で行われ
6月の大祓は「夏越しの大祓」といわれているそうです。
神社にとって大切な意味を持つ日なんですね。
上で名前をあげた大きな神社にかぎらず
近所の神社を訪れてみるのもいいかもしれません。
(梅田 亜由美)
1999年まで女子美術大学で教鞭をとっていた林利根(はやしとしね)名誉教授。実は、先生のお父様が、今回の展覧会の主役である林唯一(はやしただいち)。
利根先生は唯一の三男にあたります。
今回の展覧会開催にあたっては、ご自宅から、唯一が愛用した絵具や手製のスケッチブック、日記帳などをお持ちいただき、調査に多大なるご協力をいただきました。
そんな利根先生はとてもユニークなお人柄で、調査にあたってインタビューをしたJAMスタッフも今ではすっかり大ファンに。
そこで利根先生のお話をJAMスタッフだけでひとりじめしておくのはもったいない!ということで、利根先生と語らう、こんなイベントを企画しました↓
定員15名(先着順)というスペシャルな企画です。
どうぞふるってご参加ください!
(梅田 亜由美)