フォトアルバム

2008年3月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

2007年3月 4日 (日)

平成18年度女子美術大学大学院修了制作作品展始まりました!!

平成18年度
女子美術大学大学院修了制作作品展

joshibi university of art and design graduate school graduation works exibition

2007年3月3日(土)〜3月21日(水・祝)

会場:女子美アートミュージアム[女子美術大学相模原キャンパス]

住所:神奈川県相模原市麻溝台1900 女子美術大学10号館1階

TEL:042-778-6801(直)

開館時間:10:00〜17:00
     (入場は16:30まで)

休館日:火曜日
    (3月13日(火)は特別開館)

交通:小田急線「相模大野駅」下車 神奈川中央交通バス 駅前バス乗り場3番 「女子美術大学行き」約20分
*10:00前は伊勢丹デパート横グリーンホール4番乗り場より発車

入場料:無料

主催:女子美術大学 女子美術大学美術館

Image014

3月3日から修了制作作品展が始まりました!
今年卒業する卒業生の作品が、一堂に会する機会はまたとありません。
是非、平成18年度修了制作作品展へ足をお運びください。
力強さに満ちた作品群が皆様のお越しをお待ちしております。

(鈴木)

2007年2月 2日 (金)

平成18年度 女子美術大学大学院修了制作作品展

070202syuryo_1平成18年度
女子美術大学大学院修了制作作品展

joshibi university of art and design graduate school graduation works exibition

2007年3月3日(土)〜3月21日(水・祝)

会場:女子美アートミュージアム[女子美術大学相模原キャンパス]

住所:神奈川県相模原市麻溝台1900 女子美術大学10号館1階

TEL:042-778-6801(直)

開館時間:10:00〜17:00
     (入場は16:30まで)

休館日:火曜日
    (3月13日(火)は特別開館

交通:小田急線「相模大野駅」下車 神奈川中央交通バス 駅前バス乗り場3番 「女子美術大学行き」約20分
*10:00前は伊勢丹デパート横グリーンホール4番乗り場より発車

入場料:無料

主催:女子美術大学 女子美術大学美術館


女子美術大学大学院修士課程の学生の集大成!
現在、鋭意制作中!
一月後にお披露目です☆

(鈴木)

2007年1月26日 (金)

<JAM>「退職教員記念展」始まりました!

平成18年度
女子美術大学 女子美術大学短期大学部
退職教員記念展 ―田村 文雄  松本 俊喬―

2006
Memorial Exibition of Retiring Professors

2007年1月12日(金)〜2月5日(月)

会場:女子美アートミュージアム[女子美術大学相模原キャンパス]

住所:神奈川県相模原市麻溝台1900 女子美術大学10号館1階

TEL:042-778-6801(直)

開館時間:10:00〜17:00
     (入場は16:30まで)

休館日:火曜日
    
交通:小田急線「相模大野駅」下車 神奈川中央交通バス 駅前バス乗り場3番 「女子美術大学行き」約20分
*10:00前は伊勢丹デパート横グリーンホール4番乗り場より発車

入場料:無料

1_9

2_3

3_3

4

5

(鈴木)

2006年10月27日 (金)

「造形さがみ風っ子展」開催中!

今年も「造形さがみ風っ子展」が始まりました。

作品が小中学生たちの力作揃いなら、

その展示を手がける小中学校の先生たちも一生懸命。

先生たちが力を合わせ、少しでも作品を良く見てもらえるようにと頑張る姿を

生徒のみなさんにもぜひお見せしたかったです。

そんな生徒と先生のコラボレーションによる「造形さがみ風っ子展」は

とーーっても楽しい展覧会です。

ぜひぜひお越しください!

[ちなみに私のお気に入りは、段ボールで作ったケーキの作品です。

モンブランがあまりにおいしそうなので、ビックリしました!]

(学芸員:梅田 亜由美)

Cnv0015

Cnv0018

Cnv0013

Cnv0012

Cnv0019

2006年10月13日 (金)

第28回 造形さがみ風っ子展がはじまります!

相模原市内の小中学校・招待校117校参加野外造形展
第28回 造形さがみ風っ子展がはじまります!

会場:淵野辺公園
   女子美アートミュージアム

会期:淵野辺公園
   2006年10月27日(金)〜10月29日(日)
   女子美アートミュージアム(屋内展)
   2006年10月25日(水)〜10月29日(日)

青空に広げよう創造と友情の輪を!!
神奈川県公立中学校 教育委員会・美術部会
第34回 校相地区研究大会10月27日(金)


連絡先:相模原市立緑が丘中学校
    TEL 042-755-4842 田所 正志

Kazekko_1







(学芸員:鈴木 真)

2006年10月 8日 (日)

「拡がるメディアアート展」がはじまります

「拡がるメディアアート展」ー光る・動く・感じる・遊ぶー
Expanding Media Art   gleaming, moving, feeling, playing

2006年11月10日(金)〜12月18日(月)34日間
女子美術大学美術館JAMにて開催いたします。 ※メイキングキングブログへ

 メディアアートの役割の一つは、技術と人間の関係性や可能性を、アートの力を通して噛み砕き、共感できるものとして人々の前に示すことではないでしょうか。アーティストの眼と手によって、一見結びつきの少ない科学と芸術の境界線を遊び、飛び越え、わたしたちをいざない、解読する役割を担っているともいえます。それはまさに、「人間と文明の関係性とは何か」を問いかけている創造行為なのです。そんなメディアアートの広がりと面白さについて、学科主催によるメディアアートフォーラムと連動して企画展示いたします。

 メディアアート学科為ヶ谷秀一教授をディレクターとし、学科創設以来、関わり深い山口勝弘前客員教授、ズビッグ・リプチンスキー客員教授、河口洋一郎氏ら、現代のメディアアートを牽引する作家たちと、女子美の卒業生でメディアアート領域で活躍しているクリエーターたちと、を中心に特集します。

 また、メディアテクノロジーが実現した今日の創造環境と、そこから生み出される新しい表現やコミュニケーション、コンテンツに焦点を当てていきます。メディアアートを通して、現代と次代における創造と表現、その伝達と連携のあり方や可能性を俯瞰することで、あらたな創造性の開拓に貢献する目的を持っています。

A4mediaartex1s_1[出品作家]

浅野正博 池田裕美子 石井裕 内山博子 大森悟 小笠原たけし 川口吾妻 河口洋一郎 北川みどり 篠崎香織 末綱久美子 菅綾子 高橋圭子 リンダ・デニス 出淵亮一朗 新津亜土華 羽太謙一 ボリ& 俺 松本明彦 山内哲也 山口勝弘 ヤマザキミノリ 山野雅之 湯崎夫沙子 横井由美子 ズビッグ・リプチンスキー 若見ありさ (五十音順)他

 
[主催] 女子美術大学美術館 
[共催] 女子美術大学メディアアート学科

A4mediaex2s[後援予定] 杉並区、相模原市、相模原市教育委員会、読売新聞社、ICC、上田市マルチメディア情報センター、CG-ARTS協会(財団法人画像情報教育振興協会)、財団法人デジタルコンテンツ協会、日本映像学会、株式会社エフエムさがみ、J:COM相模原・大和

[協賛予定] アドビシステムズ株式会社、株式会社イーケージャパン、NECビューテクノロジーズ株式会社、NTTラーニングシステムズ株式会社、エプソン販売株式会社、株式会社キャドセンター、株式会社シフカ、デジタルイメージ、シャープ株式会社、大日本印刷株式会社、東和エンジニアリング、学校法人電子学園日本電子専門学校、RTSI-Televisione svizzera,Lugano 他

[入館料] 無料

女子美術大学美術館
〒228-8538 神奈川県相模原市麻溝台1900 10号館1階
      Tel.042-778-6801 Fax.042-778-6815
※Brief Summary of the Exhibition   english here ↓英文展覧会概要はこちら↓

続きを読む "「拡がるメディアアート展」がはじまります" »

2006年9月 4日 (月)

拡がるメディアアート展開催のお知らせ

ー光る・動く・感じる・遊ぶー 
2006年11月10日(金)〜12月18日(月)34日間  JAMにて開催いたします

Mediaarttouch500_1_1  メディアアートの役割の一つは、技術と人間の関係性や可能性を、アートの力を通して噛み砕き、共感できるものとして人々の前に示すことではないでしょうか。アーティストの眼と手によって、一見結びつきの少ない科学と芸術の境界線を遊び、飛び越え、新しい意味を紡ぎ出し、わたしたちを誘う役割を担っているともいえます。それはまさに、「人間と文明の関係性とは何か」を問いかけている創造行為なのです。そんなメディアアートの広がりと面白さについて、学科主催によるメディアアートフォーラムと連動して企画展示いたします。

メディアアート学科為ヶ谷秀一教授をディレクターとし、学科創設以来、関わり深い山口勝弘前客員教授、ズビッグ・リプチンスキー客員教授、河口洋一郎氏ら、現代のメディアアートを牽引する作家たちと、女子美の卒業生でメディアアート領域で活躍しているクリエーターたちと、を中心に特集します。

 また、メディアテクノロジーが実現した今日の創造環境と、そこから生み出される新しい表現やコミュニケーション、コンテンツに焦点を当てていきます。メディアアートを通して、現代と次代における創造と表現、その伝達と連携のあり方や可能性を俯瞰することで、あらたな創造性の開拓に貢献する目的を持っています。

[出品作家]

浅野正博 池田裕美子 石井裕 内山博子 大森悟 小笠原たけし 川口吾妻 河口洋一郎 北川みどり 篠崎香織 末綱久美子 菅綾子 高橋圭子 リンダ・デニス 出淵亮一朗 新津亜土華 羽太謙一 ボリ& 俺 松本明彦 山内哲也 山口勝弘 ヤマザキミノリ 山野雅之 湯崎夫沙子 横井由美子 ズビッグ・リプチンスキー 若見ありさ (五十音順)他

 
[主催] 女子美術大学美術館 
[共催] 女子美術大学メディアアート学科

[後援] 杉並区、相模原市、相模原市教育委員会、読売新聞社、ICC、上田市マルチメディア情報センター、CG-ARTS協会(財団法人画像情報教育振興協会)、財団法人デジタルコンテンツ協会、日本映像学会、株式会社エフエムさがみ、J:COM相模原・大和

[協賛] アドビシステムズ株式会社、株式会社イーケージャパン、NECビューテクノロジーズ株式会社、NTTラーニングシステムズ株式会社、エプソン販売株式会社、株式会社キャドセンター、株式会社シフカ、デジタルイメージ、シャープ株式会社、大日本印刷株式会社、東和エンジニアリング、学校法人電子学園日本電子専門学校、RTSI-Televisione svizzera,Lugano 他

[入館料] 無料

[サイト] 
メディアアート展ブログ http://jam.boxerblog.com/mediaart
女子美術大学美術館ブログ http://jam.boxerblog.com
女子美術大学メディアアート学科ブログ http://me2me.boxerblog.com
 
●女子美術大学美術館
〒228-8538 神奈川県相模原市麻溝台1900 10号館1階
         Tel.042-778-6801 Fax.042-778-6815

2006年7月 5日 (水)

夏色 秋色 -コレクション展- はじまりました。

Dm

当館の収蔵品をご紹介する

「夏色 秋色-コレクション展-」が

本日より始まりました。

むずかしいことは抜きにして

美術館でゆったりした時間を過ごしてもらえたら…

企画した展覧会です。

どうぞお越しください。

(学芸員:梅田 亜由美)

女子美アートミュージアム

「夏色 秋色 -コレクション展」

「夏色」「秋色」といったら、あなたはどんな色を思い浮かべますか?その思い浮かべた色は、あなたの中にある夏や秋の、どんな思い出と結びついていますか?
今回の展覧会では、女子美術大学美術館の収蔵作品より「夏」と「秋」を彩る作品をご紹介します。

「眺める-風景-」「味わう-風物-」「思いはせる-旅-」「感じる-色-」の4つのテーマから、作品たちがあなたの夏の思い出・秋の思い出を、そしてその空気やにおいも呼び起こすように語りかけます。一人で鑑賞される方は、ぜひ自分の思い出を作品に語りかけるように、誰かと一緒に鑑賞される方はお互いの思い出を語り合いながら、お楽しみいただければうれしく思います。

【 会期 】  平成18年7月5日(水)~7月31日(月)/9月11日(月)~10月20日(金)
 
【休館日】   火曜日(祝日除く)、および8月1日~9月10日
【開館時間】 10時~17時(入館は16時30分まで)

【開催場所】女子美アートミュージアム(通称JAM)
        相模原市麻溝台1900 女子美術大学10号館1階

美術館サイト:http://www.joshibi.ac.jp/jam
美術館ブログ:http://jam.boxerblog.com

交通:小田急線相模大野駅北口より・バス乗り場から、神奈川中央交通バス「女子美術大学」行きにて終点下車。所要時間20分程度。

入館料:一般:300円 無料:65歳以上、学生、生徒、身体障害者手帳持参者(介添え人1名を含む)

2006年6月11日 (日)

小袖にみる花・デザインの世界展もいよいよフィナーレです

N024s_1N033sN010s お陰様で、4月28日より開催してきました「KIMONO小袖にみる花・デザインの世界」展も6月11日の本日 17時にて好評の内に会期終了となりました。

期間中、二回のワークショップとギャラリートーク、6月3日には、シンポジウムを開催させていただきました。多彩に多角的に小袖を捉えなおし、その芸術性や文化財としての価値を再認識することができたように思います。

5月から、どちらかというと天候不順な日が続く中、NHK新日曜美術館および讀売新聞文化欄などのマスコミにも紹介される幸運もかさなり、本日までに約5500名の方々におこしいただきました。

ご来観頂きました皆様、及び開催にあたりご協力を頂きました関係各位の皆様に、あらためて御礼申し上げます。

本展覧会の様子は、このブログの右側上にあります「小袖にみる華・デザインの世界展」アルバムで、一覧して頂けます。また、左側のカテゴリー欄より、[KIMONO小袖展]をクリックして頂けますと、関連記事が全て若い順にリストアップされます。

次回の企画展示は本館の収蔵作品を中心とした「夏色 秋色 ー コレクション展」を予定しています。詳細のニュースリリースは、まもなくアップさせて頂きます。

(館長 ヤマザキミノリ)

2006年5月27日 (土)

小袖展が読売新聞で紹介されました

Yomiurishimen 読売新聞全国版の5月26日付け文化欄に紹介記事が掲載されました。

Amenohi

21日のNHK新日曜美術館アートシーン放送とあわせたパブリシティー効果のおかげか、たくさん来館していただいております。

朝日新聞では27日朝刊の神奈川マリオンに掲載されました。  

 

※写真の記事は、読売新聞社の許諾を得て転載しています。
著作権の説明はこちらをごらんください。尚、讀売新聞記事に関して「無断で複製、送信、出版、頒布、翻訳、翻訳等著作権を侵害する一切の行為を禁止する」旨をご理解ください

 (文責:ヤマザキミノリ)

2006年5月18日 (木)

来館者の質問から

お客様の質問の中で結構よく聞かれることは

小袖は汚れたらどうやって洗うのですか?」

という、質問です。

結論から申しますと、「洗いません」。

さまざまなケースがあると思いますが、

「(身分が高くお付の人がいる場合)お付の人にあげてしまう」

「古着屋に売ってしまう(当時も現在のように古着屋があったのですね)」

というのが一般的だったようです。

また、汚れやすい襟元は「半襟(*)」といった交換可能な生地をつけて、その部分を洗って清潔に保っていたようです。

(*)半襟

襟元の汚れ防止の小さな長布。

この部分も意匠を凝らす等、おしゃれの一部として扱われています。

(学芸員:鈴木 真)

2006年5月12日 (金)

NHK新日曜美術館の取材がありました

Nhk1_1 本日12日午前中は、NHKの取材がありました。

小袖展が新日曜美術館のアートシーンで紹介されることになったのです。
放送は5月21日の日曜日午前9時からです。アートシーンは後半9時45分以降10時までとなります。  (M.Y)

中国からお客様が来館

Kakougi1ニュース!

5月11日
中国はシンセン市にある国立何香凝美術館(カコウギョウ美術館)より、館長以下6名のお客様が来館されました。

以下は、歴史整備委員長で日本文学の島村輝教授よりのコメントです。
(ヤマザキミノリ)

中国南部・深セン市にある何香凝美術館からお客様がみえました。何香凝は1909年に女子美の日本画科に入学、1911年に卒業しました。孫文らとともに中国の辛亥革命を成し遂げ、中華人民共和国が成立した後は画家としても政治家としてもすばらしい業績を挙げた方です。何香凝美術館には彼女の記念室があり、沢山の絵画、その他の資料が展示されています。

2003年、ヤマザキ館長とぼくのふたりでこの美術館を訪れ、歓迎を受けました。今回、美術館の代表団が訪日するにあたって女子美を是非訪問したいというお話がありましたので、そのお返しというわけではないのですが、女子美と何香凝さんゆかりの地をご案内し、あわせてJAMで開催中の小袖展をみていただくことができました。

政府の間の関係はときどきの政治状況によっていろいろ変わりますが、友好の基盤は継続的な民間交流にあると思います。関係者のみなさまにお礼を申し上げるとともに、今後も両美術館の関係がますます深まることをお祈りします。

Kakougi2

コウケチ・・・?

Koukechi_1 本日はお客様からいただいた質問について書いてみます。

お客様からの質問は「この小袖に書かれている文字はなんと読むの?」でした。

ちょうど図録に説明が出ていますので、これを紹介します。

展示NO.9 緑地楓樹に文字模様小袖」(江戸時代中期)

Koukechi2_1 「纐纈(こうけち)」とは、絞染の古名。裂地の一部を括ったり、縫い締めたりすることよって防染し、模様を染め出すことをさします。

(学芸員:鈴木 真)

右裾から大きく屈曲した楓樹の左右に伸びる枝に文字を配した立木模様の小袖。

制作当時は振袖だったと思われ、現状よりさらに幹に動きが感じられたことであろう。

楓樹は糊置きにより白上がりとし、葉は金糸・紅糸・萌葱糸の刺繍、また一部の葉には朱色の線描きによる葉脈が表されており、それぞれの表現技法がバランスよく配置されている。さらに、紅糸や金糸の刺繍による「黄」「纐」「纈」「林」「有」「寒」「葉」などの文字が華やかさをそえる。

なお、この文字は「黄纐纈林寒有葉 碧瑠璃水浄無風」(黄纐纈の林は寒うして葉あり 碧瑠璃の水は浄うして風なし)(『和漢朗詠集』巻上 紅葉 白楽天)を意味している。この詩句を知る人は、鮮やかな黄色の絞りの布のように紅葉した林や、モチーフとしては表現されていない紺碧に澄みとおる波もない湖をイメージするであろう。

小袖全体に主題となる模様を配し、さらに文字を散らす文芸的内容を示すデザインは、江戸時代中期以降の作品に多く見られ、この小袖はそのなかでも代表的なものの一つである。(展覧会図録「KIMONO 小袖に見る華デザインの世界」より抜粋)

2006年5月11日 (木)

◇小袖絵葉書発売中◇

Blogehagaki_1現在開催中の「KIMONO 小袖にみる華・デザインの世界」展のミュージアムグッズを受付にて販売しております。

小袖全体図・意匠拡大図・古裂の全32種類。
1枚100円です。

展覧会へお越しの際は、記念に一枚いかがでしょうか。


(学芸員:鈴木 真)

2006年5月 9日 (火)

夜の小袖

Yorukosode女子美アートミュージアムは17:00閉館。
お客様が退館した後、小袖達も一仕事終えてお休みになります。

前述の通り、長時間の照明はストレスを与えてしまうので手早く消灯。

その前に。

微細な埃から小袖を守るため、薄葉紙で肩掛け(裾の長い物は膝掛けも)を一領一領にそっと掛けていきます。
実はこの肩掛けは落下しないように薄葉紙同士を縫い合わせてある特別製。
スタッフが丁寧にちくちく縫い合わせたものです。

開館時は逆に、掛かっている肩掛けをそっとはずします。
この作業で大体30分はかかりますが、急ぐのは禁物。
細心の注意を払っておこなっています。

そして、全ての小袖に肩掛けを掛けた後は、厳重に施錠をし消灯…
一日の仕事の終わりです。

今日は休館日なので、小袖達は休息。
暗い展示室の中で肩掛けをしたままお休みしています。
また明日から、たくさんのお客様見てもらうために…

(学芸員:鈴木 真)

テーマ その七「桃山の華」

Th_p1030809 「桃山の華」

戦乱の世を生き抜いた桃山時代の人々は、伝統にこだわらず従来の習慣を捨て去り、新しい秩序・文化を生み出していきました。エネルギッシュな桃山文化を反映し、服飾には男女を問わず多彩で華やかな傾向が窺われます。

ここでは、桃山文化が生み出した華とも言える「辻が花染」と「繍箔」を取り上げます。一枚の裂の中にも、桃山文化のスケールの大きさが感じられることでしょう。

 (桃山の裂はガラスケース内展示です。)

テーマ その六「風景の華」

Th_p1030850 Th_p1030726 「風景の華」

江戸時代中頃に、絵画的な表現を最も得意とする友禅染が登場すると、この技法はたちまち風景模様に用いられました。

当時、名所旧跡めぐりのブームも手伝って、名勝地を主題とする風景模様は町人たちの間で大いに流行します。

また、風景模様は実在の風景のほか、不特定の景観を箱庭風に構成したものやパラダイスを思わせるように美しく表現したものもあります。

2006年5月 8日 (月)

テーマ その五「雅の華」

Th_p1030838Th_p1030853  「雅の華」

江戸時代後期には、公家、武家、町方などの階層が、それぞれの好みの技法を自由に組み合わせ、それぞれの美意識に基づいて、各階層のデザインを生み出していきました。

町方は友禅染を取り入れ、公家や武家の女性は保守的な立場をとり、従来の染や刺繍の技法に固執しましたが、後者のデザインには、長い伝統の中で培われ、洗練の度を高めていった「雅」な気品がそなわっています。

テーマ その四「絞繍の華」

Th_p1030400 Th_p1030717 「絞繍の華」

近世の小袖の歴史をふりかえると、絞り染と刺繍による「華麗なデザイン」が展開された時期が二度あります。

一度目は、江戸時代前期頃の町人階級の経済力と美意識を背景にした、寛文小袖の大柄で明快かつ動的なデザインが一世を風靡した時期。

二度目は、江戸時代後期頃の裕福な町人階級の衣装を贅沢に飾る技法として、絞り染と刺繍が選択された時期。それらは絞り染や刺繍の技法と華麗なデザインとの競演にほかなりません。

2006年5月 7日 (日)

テーマ その三「吉祥の華」

Th_p1030729Th_p1030699 「吉祥の華」

工芸品・美術品に用いられている模様には、西方や中国の思想・伝説などに由来し、異国の影響を受けているものが少なくありません。日本人は、このような外来の要素を積極的に受け入れ、和様化し、自らのものとして育んできました。

こうした吉祥のデザインには、一途な祈りや願い、喜びなどを表現するのにふさわしい対象が選択され、いずれも文化的・歴史的背景を持って長く受け継がれてきました。

テーマ その二「詩歌の華」

Th_p1030816 「詩歌の華」

小袖が表着として形態を整えた室町時代末期以来、そのデザインには、四季の草花、動物、雪、水などの自然物や風景にとどまらず、さまざまな器物などがモチーフとして取り入れられてきました。

しかし人々は、こうした視覚に訴えるものの美しさだけに満足せず、江戸時代にはさらにデザインの世界を拡大していきました。その代表的なものが、文学的題材をモチーフに加えたデザインです。

テーマ その一「友禅の華」

Th_p1030801Th_p10303957つのテーマ展示を紹介します。
まづは「友禅の華」コーナーから。

「友禅の華」

友禅染の名は、江戸時代元禄期頃に知恩院門前に住み、扇絵を得意とした僧形の絵師、宮崎友禅に由来しています。友禅の描いた扇絵は大流行し、それが契機となって彼は小袖デザインの世界に進出します。

しかしこの宮崎友禅と友禅染技法の考案者とが同一人物というわけではありません。

糸目糊といわれる防染糊と多彩な色挿しや暈かしを駆使した友禅染は、江戸時代中期の小袖から現代のきものに至るまで、染色技法の中心的役割を果たしてきたといえます。

2006年5月 6日 (土)

ロビー展示四方山話

Scan_1女子美アートミュージアムでは展示室内の現物の小袖に加えて、ロビーでの高精細スキャンによる画像データを出力し、展示しています。

これにより、作品安全上、照度を落とした展示や観覧者との一定の距離を取り払ったダイナミックな展示を実現しています。

約3倍に拡大した意匠を、EPSON「MC/PMクロスロール」という繊維素材に出力することにより、細かな技法や劣化箇所の確認ができるとともに、まるでオリジナルの反物のような質感が楽しめます。Bana_1

特に夕日に照らされる姿や、日没後にスポットで照らし出される姿はとても綺麗です。

しかしこの展示は、ここまで至るまで大変な道のりでした・・・。

続きを読む "ロビー展示四方山話" »

2006年5月 4日 (木)

照明について

Syomei_2展覧会も開催からもうすぐ一週間が経とうとしています。入館者様もたくさんいらしていただき、ありがとうございます。

ところで、美術館には「アンケート」を設置しているのですが、皆様の貴重な感想を拝読し、会期中に少しずつ反映していきたいと思っております。

今日はそのアンケートの項目の中から一つピックアップしてみましょう。

<展示の方法>

見やすさを「大変見やすい」から「大変見にくい」までの4段階の評価で選んでいただき、理由を書いてもらう形。ここでよく見かけるのが、「館内が暗い」というご意見です。

ロビーは着物を高精細スキャンしたデータをクロス紙に出力したものが幕のように展示してあり、壁面のガラス窓からの自然光をふんだんに取り入れた、明るい展示空間になっています。

一方、現物を展示している展示室は、着物へのダメージを抑えるため、エキジビションに最低限必要な光量まで落としています。通常、衣類等繊維を扱う場合50〜70ルクスを目安に設定するといわれています。一般家庭の照度が75〜150ルクス程度ですので、結構暗く感じます。照明によるダメージとは、この照度と照射時間から計算されます。(ちなみに繊維へのダメージ計算はルクス×時間で、年間の光量の目安は15,000ルクスといわれています)

それでも今回展示している作品は、定期的に公開されるものではなく、過去何年も収蔵庫内の安定環境下で保管されていたことと、次の公開も未定といわれているため、80〜90ルクスまで照度を引き上げて、見やすさと展示品の安全のバランスを考慮して展示しています。「ちょっと暗くて見にくいな」と思われるかもしれませんが、後世の鑑賞者にも小袖のデザインと色彩を楽しんでいただくため、ご了承ください。

(学芸員:鈴木 真)

2006年5月 2日 (火)

小袖って?

小袖とは、現代の「着物」のもとになった衣装ですが、
もともとは平安時代の下着だったといわれています。

Th_p1030662

Th_p1030430Th_p1030433平安貴族の服装はいわゆる十二単に代表されるようにいくつかの衣装を重ねる襲装束(かさねしょうぞく)でしたが、袖口が大きく開いた大袖(おおそで)だったため袖口の詰まった小袖(こそで)が下着として用いられたのだそうです。

つまり小袖とは、袖が小さいのではなく袖口の開きが小さいことを意味しているんですね。

今回の展示では、袖の短いいわゆる「小袖」のほかに「振袖」も展示しているので「小袖の展覧会なのに、どうして振袖を展示しているの?」という質問を時々受けます。でも、袖は長くても袖口が小さいので、実は振袖も小袖なんですよ~。

(学芸員:梅田 亜由美)

2006年4月28日 (金)

小袖にみる華・デザインの世界展 本日オープン。

本日、4月28日、10:00 。6月11まで、39日間の会期が始まりました。

●▲■およそ三つのゾーンで展覧会が構成されています。

Th_p1030382

Th_p1030384_1●エントランスホール には、デザイン学科、林規章先生のデザインで、KIMONOのアイコンをあしらったグラフィックサインをディスプレーしました。

▲ロビーラウンジ には小袖をダイレクトにスキャニングし三倍強に拡大プリントアウトしたタペストリーを多数つり下げ展示してあります。これにより、館内の実物では照度の関係で見えづらかった細部を目の当たりにすることができます。小袖の織り、染め、刺繍それぞれの技法をじっくり鑑賞していただけます。

Th_p1030394■展示室内は、7つのテーマ「友禅の華」「詩歌の華」「吉祥の華」「絞繍の華」「雅の華」「風景の華」「桃山の華」にそった平台のコーナーごとに、国内では珍しい露出展示を中心にしたレイアウトとなっています。ガラスを通さない分、より身じかにリアルな存在感を伴って、素材感や布の質感を鑑賞していただくことができます。大学美術館ならではの、教育効果重視の展示方法を試みています。

(投稿文責,写真撮影: ヤマザキミノリ)

27日プレオープンの様子

「KIMONO小袖にみる華・デザインの世界」展

Th_p1030407_1 ■理事会来館

4月27日午後3時半よりプレオープンで、女子美術大学理事会の先生方が来館されました。

左の写真は、ロビーで館長と刺繍の岡田先生による展示説明の様子です。



Th_p1030413■博物館実習生へ解説。

また、4時から6時にかけ学芸員課程博物館実習生への展示説明が行われました。美術史の稲木先生と当館学芸員の梅田が担当しました。
展示コンセプト、小袖の概説から展示上の様々な留意点について、説明がありました。

Th_p1030435※写真では館内が大変明るく移っていますが、実際は文化財保護のため80ルックス程度の照度にまで抑えてあります。

(文責,写真撮影: ヤマザキミノリ)

KIMONO 小袖にみる華・デザインの世界展

女子美アートミュージアム 4月28日〜6月11日は着物の展覧会です。
桃山時代から江戸期の小袖の特集です。ぜひお越し下さい。

「KIMONO 小袖にみる華・デザインの世界」展

Kosodep800
開催趣旨

女子美術大学美術館では、近世の小袖41領と裂6点を展示します。小袖とは現在の着物の祖型となるもので、この形態は室町末期から桃山時代にかけて完成しました。その後、江戸時代には様々な染織技法が用いられ、小袖の限られた形態の中に、多彩で華やかなデザインの世界が展開されました。

本展では、近世の小袖のデザインと表現技法に焦点を当て、テーマ「友禅の華」「詩歌の華」「吉祥の華」「絞繍の華」「雅の華」「風景の華」「桃山繍箔の華」に添って展示を行います。小袖にみる華の模様をもとに、刺繍・染織技法・デザインの変遷をたどりながら、そこに込められた人々の美意識や願い、遊び心を読み取っていただこうという企画です。当時の優れたデザイン力と、完成度の高い工芸技術で制作された小袖の美を、鑑賞していただけることと思います。

Kosodeb800

主催 女子美術大学美術館
共催 女子美術大学研究所
監修 長崎 巌(共立女子大学教授)

協力:カネボウ株式会社、共立女子大学、国立能楽堂、泉屋博古館分館、東京国立博物館、遠山記念館

後援: 相模原市、相模原市教育委員会、神奈川新聞社、財団法人日本ファッション協会、服飾文化学会、文化財保存修復学会、文化庁

開催期間 平成18年4月28日(金)-6月11日(日)

                39日間
休館日  火曜日
       
開館時間 10:00〜17:00 (入館16:30まで)

                        

入場料

                               

一般 500円、学生・未就学児・65歳以上・身体障害者手帳をお持ちの方は無料

               


会場 女子美アートミュージアム
住所:〒228-8538 相模原市麻溝台1900 女子美術大学10号館1階

交通:小田急線相模大野駅より、バス(神奈川中央交通)で女子美術大学行き、
    終点下車(約20分) ℡:042−778−6801 (直通)
女子美術大学 http://www.joshibi.ac.jp/jam

English↓

続きを読む "KIMONO 小袖にみる華・デザインの世界展" »

館長挨拶

Th_p1030670 Th_p1030713ごあいさつ

 女子美術大学美術館への寄託作品を中心に、小袖の優品からなる展覧会「KIMONO 小袖にみる華・デザインの世界」を開催いたします。

 小袖のデザインの歴史にはまことに瞠目すべきものがあります。タイトルの「KIMONO」は、小袖が地域的な伝統衣裳の領域をはるかに超え、今や芸術として国際的に高い評価を得ていることを端的に示すものにほかなりません。

 小袖は約三百年にわたって染織技法のめざましい発展と密接に絡み合いながら、模様として発想しうるテーマとデザインを多彩に繰り広げてきました。それは文字通り百花繚乱といっても過言ではありません。
多くの民族の衣服が身体の動きに即したつくりであるのに対して、小袖に代表される着物は今でも平面裁断であり、衣桁に掛けた状態はまさに一幅の絵画そのものです。

 小袖には日本の豊かな四季の移ろいに向けられた先人たちの研ぎ澄まされた眼差しがあり、そのなかには、連綿と受け継がれてきた伝統と新たな時代を切り開いた斬新な創意工夫を発見することができるでしょう。小袖という暮らしに直結した衣服文化を芸術の域にまで昇華させた人々の驚くべき表現力に、深い畏敬の念を禁じ得ません。私たちは、これほどにも豊穣で奥深い、生活に根ざした芸術表現の歴史を過去に持っていたのだという認識を、小袖のデザインを通して新たにする必要があるのではないでしょうか。

 女子美術大学で本展を開催することができる幸運に感謝しつつ、多大なご支援を賜りました諸先生をはじめ、貴重なアドバイスや資料、情報をご提供いただきました関係各位に、心よりお礼を申し上げます。

2006年4月
女子美術大学美術館館長
ヤマザキ ミノリ

2006年4月27日 (木)

関連企画(予定)

「KIMONO 小袖にみる華・デザインの世界」展では、期間中様々な催事を企画しています。ふるって御参加下さい。

Th_p1030273 ●ワークショップ
1) ゴムを使った豆絞り技法で、藍染めのハンカチを制作します。
日 時:5/13(土)1:30pm〜3:30pm
会 場:5号館 534実習室
参加費:500円
定 員:20人

2) 刺繍と摺箔の技法でグリーティング・カードを作ります。
日 時:5/27(土) 1:30pm〜3:30pm
会 場:10号館 1011教室
参加費:500円
定 員:20人

※ワークショップは、往復ハガキまたは、ファックスにて美術館に直接お申し込み下さい。

女子美アートミュージアム
 住所:〒228-8538 相模原市麻溝台1900  FAX 042-778-6815

Th_p1030288▲ギャラリートーク
日 時:5/15(月) 1:30pm
担 当:水上嘉代子(遠山記念館学芸員)

日 時:6/5(月) 1:30pm
担 当:岡田 宣世(本学教授)

Th_p1030350■シンポジウム
(女子美術大学研究所共催)

日時:6/3 (土)   10:00am (開場)
10:30am(開会)〜3:00pm

会場:2号館2階 224教室



講師(敬称略):
長崎 巌    共立女子大学教授 
小川文男    株式会社竺仙(ちくせん)代表取締役
大久保純一   国立歴史民俗博物館 助教授
深井晃子    静岡文化芸術大学教授 服飾研究家
岡田宣世    女子美術大学教授 


 *シンポジウム終了後、本学学生食堂にて懇親会(立食形式):予定

お問い合わせ:042-778-6721

※掲載の写真は、展示準備風景です。